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【活躍する栄養士・管理栄養士さんにインタビューvol.01】病院で働く管理栄養士さん

今回から、色々な現場で活躍する栄養士にインタビューをして、日常や仕事の様子、仕事に対する思いなどをご紹介していきたいと思います。
初回は病院で管理栄養士として活躍している清水香菜子さん(40)にお話を伺いました。
柔らかな笑顔でインタビューに答えてくれた清水さん。
明るくチャレンジ精神旺盛なお話ぶりにインタビューも盛り上がりました。

■現在、どんなお仕事をされていますか?

現在は内科専門病院(99床)に管理栄養士として勤務しています。病院栄養士として5年目です。給食調理は委託会社が入っており病院側の管理栄養士は私一人です。
1日の仕事の流れは、8時半の全体朝礼から始まり、食事伝票処理、栄養指導、食事変更や入院・退院の確認、献立内容チェック、委託会社書類対応など行い、検食をして、お昼は食事状況の確認です。
入院されている患者さんは高齢者が多く、経口食約25名のほか、経管栄養、静脈栄養など細かく分かれています。昼食の時間を利用して病棟を周り、食べ方や飲み込み具合などの様子を見ながら食事形態をドクターと相談しながら決めていきます。患者さんとのコミュニケーションの時間も大事にしています。
午後は、特定保健指導、栄養指導、他に多部署との会議などに出席するなど栄養士業務以外も多いです。また、「糖尿病教室」や「健康セミナー」などの講師も行います。

■病院に就くまではどんなお仕事をされていましたか?

短大卒業後、栄養士として産婦人科のクリニックに2年半勤務していました。
主に厨房での業務に携わりながら、自宅に帰ってからは勉強の日々。その間に無事、管理栄養士を取得することはできましたが、管理栄養士とは別のことにも挑戦してたいという想いもあり、クリニックをやめた後1年ほど食とは無関係の仕事に就きました。しかし、やっぱり食に関わる仕事につきたいと思って給食委託会社に就職。
そこでは営業や現場のマネジメントなど13年ほど勤めました。「給食」を「商品」として顧客に売るという事、仕事をとってくるという事はとても勉強になりましたし、現場のマネジメントは今でも役に立つスキルです。私のコミュニケーション力はこの会社で磨かれました。でも、管理栄養士として10年、20年後、自分がどうなっていたいか?と考えた時、『もっと専門性を深めて、それを活かした仕事につきたい。』と思い切って転職を決め、志望していた病院の栄養士として就職しました。

■病院の管理栄養士としてのやりがいはどんなことですか?

入院してくる患者さんは、最初食事を摂れない状態の方がほとんどです。入院後、食事が摂れるようになった患者さんにどんな食事から始めていくか、次はどんな食事に変えていけるかなどをドクターと相談し少しずつ食べられるようになってくれることは、一番のやりがいです。また、患者さんの中には食が進まない方もいます。それでもなんとかして食べてもらいたいので、その方の嗜好を伺い、いろいろなメニューを試行錯誤しています。その中で「美味しい」といって食べてくれた時は本当に嬉しいですね。
例えば、導入食にはプリンやゼリーといった甘いものが多いのですが、この甘さが苦手な方がいて、代わりにプリンのような茶わん蒸しを出してみたらすごく喜んで食べてくれたことがあります。食欲が戻って食べるようになってくれた時は本当に嬉しくやりがいを感じる瞬間です。
新しい商品が出たりすると、「あの方に合うかな?」といつも考えてます。日々リサーチして、新商品のサンプルをチェックするのも、患者さんのためにかかせません。

■働いていて悩みや大変だなと思うことはありますか?

今の職場は、お互いサポートしあえる良い人ばかりなので、環境には恵まれています。
ただ、病院側の管理栄養士が私1人なので、自分の仕事に対するモチベーションを保つことが大変です。たまにですが他の職種の方々との連携がとれず、思うように意見が通らないと感じたり、わからないことがあったりすると、相談できる栄養士の仲間が欲しいと思うこともあります。
栄養士大学に入ったこともモチベーションアップがきっかけでした。
実際、栄養士大学に入って居場所が増えたことで、自分の心に余裕ができました。相談できる場所があるのが心強いです。そしてクラスメイトがいることが嬉しく思います。
何より、第一線で活躍されている浅野まみこ先生にお会いできること!先生みたいに頑張ろうと、講座に来るたびに自分のモチベーションが上がります。

■ 清水さんがこれから挑戦したいことや夢を教えて下さい。
今後は、病院だけでなく、いろいろな場面での栄養相談をできるようにするなど、「自分の性格にあった仕事スタイル」を確立していきたいと考えています。そのためにも栄養士大学でもっとスキルを身に付けて活躍の場を広げていきたいです。
栄養士とは関係ないですが、以前、ブライダルMCやナレーションの仕事をしていたことがあります。MC業は、どれだけ感動を呼ぶ進行ができるか、わかりやすい案内ができるかなど考えながら大変でしたが、とても楽しい仕事でした。他にも、趣味でバンドを組んでいて、大好きなアーティストのコピーバンドのボーカル担当なんです。「声」は得意分野ですし、人に何かを教える、伝えることが好きなので、こういった経験も組み合わせて、新しいジャンルの栄養士として活躍できたらいいなと考えています。
将来的には、セミナーや講演会など、自分の得意分野である「声」を活かして正しい健康情報を伝えていける管理栄養士をライフワークとしてできたらいいなと思います。

自分の性格にあった仕事スタイルの確立に向けて前に突き進む清水さんの、今後の更なる活躍を応援しています。

 

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